ホワイトハンター ブラックハート
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ゾウの怖さ、神々しさ。ゾウを狙うハンターの映画なのに、ゾウに対して一回も引き金を引かない。不思議な映画。謎です、豪胆さ、破天荒さと繊細さの両方が伝わる。アフリカ。ロケーションとか、空撮、野生と思われる動物たち、なんかそういうものが映っていること自体が圧巻。
リアリズムを追求するべく、アフリカで本格的なロケを敢行したこの映画の撮影は困難を極めた。天候不順でセットが流され、体調悪化や病気で倒れる出演者やスタッフが続出したため、撮影は長引いた。しかし、監督のヒューストンは撮影を軽視してハンティングに入り浸るなど消極的な態度を見せた。キャサリン・ヘプバーンはこの時の監督の態度を快く思わず、後年『アフリカの女王とわたし』という本を出版して彼を批判した。また、ロケに同行した脚本家のピーター・ヴィアテルも、この時の体験を元に小説『ホワイトハンター ブラックハート』を書いている。これはクリント・イーストウッドの監督で映画化され、ヴィアテル本人も脚本に参加している。ヒューストンがモデルの映画監督ジョン・ウィルソンはイーストウッド自身が演じた。 原作 ピーター・ヴィアテル
製作 クリント・イーストウッド
出演者 クリント・イーストウッド
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年9月14日
日本の旗 1990年11月9日
上映時間 112分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $2,319,124